錯誤による契約とは?
錯誤というのは、
思い違いのことです。
なお、契約など法律行為の要素(重要部分)に
錯誤があるときは無効になります。
公序良俗に反する契約とは?
公序良俗というのは、
「公の秩序、善良の風俗」(民法90条)
を略したものですが、
正義や道徳、人倫に背く行為は、
公序良俗違反となり無効となります。
例えば、
「返済できなければ、愛人になる」
などと約束をさせられるなどというのは、公序良俗に反する契約となります。
契約の無効・取消しと通知
契約が無効であれば、
何もしなくてもその契約は最初からなかったことになります。
しかしながら、取消しできる場合には、
相手に契約の取消しを通知しないと
契約の効力が消滅しませんので注意が必要です。
サラ金業者とは?
サラ金業者というのは、消費者金融業者のことをいいます。
サラリーマンや主婦など個人を相手に、
無担保・無保証で少額を貸し付けるところから
このような名称となりました。