暴利の契約は無効？①
借金をする際には、
金利がいくらなのかということは大問題です。
この場合、利息というのは、
いくらでも当事者の自由というわけではなく、
次のような法律でその上限が決められています。
暴利の契約は無効？②
■利息制限法
■出資法
■貸金業規制法...など
そして、これらの規制に反して
利息を取り決めた場合には、
無効になったり、
業者に刑事罰が課されることになっています。
1万円借りて利息8円というのは安いですか？
1日8円を
年利に換算すると年29.2％です。
これは出資法の上限金利※に当たりますので
非常に高金利といえます。
つまり、これを超えると
貸金業者が処罰されるほどの高金利なわけですから、
借りる時には年率に直してから考えるようにしてください。
※平成18年12月に法改正が行われましたので、
おおむね3年以内を目処に年20.0％まで引き下げられることになります。