ROE、悪意、IT書面一括法、役務付帯契約とは?

ROEとは?@

ROEはreturn on equityの略で
株主資本利益率(自己資本利益率)のことです。

 

株主資本利益率というのは、
税引利益(機関利益)を株主資本で除したものをいい、

 

株主資本に対して、
どれだけの利益をあげているかという企業の経営指標になります。

ROEとは?A

ROEはROA(総資本利益率)と並んで、
一般企業や金融機関の収益分析のための代表的な指標の一つです。

 

ROEが高いということは、
1株あたりの利益が高いことを意味していますので、
株価を上げる要因の一つになります。

 

ROEの分子・・・通常は当期利益を用います。
ROEの分母・・・通常は広義の自己資本が用いられます。

悪意(あくい)とは?

悪意とは、
一定の事実を知っていることをいいます。

 

反対に善意とは、
一定の事実を知っていることをいいます。

 

法律上の善意・悪意というのは、
倫理的・道徳的な善悪という意味を持ちません。

 

ただ単に一定の事実について
知・不知という心理状態を意味します。

 

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IT書面一括法とは?

IT書面一括法は、
平成13年4月1日に施行された法律です。

 

正式には、
「書面の交付等に関する情報通信の技術の利用のための
 関係法律の整備に関する法律」

といいます。

 

この法律により、
従来、法令で紙の書面による交付が義務付けられていた書面が、
送付される側の同意を条件に、

 

電子メール 、 ホームページ (WEB)の活用、FAXによる送付、
CD−ROM、FDの手交、携帯端末
による書面の交付や書面による手続の代替が可能になりました。

 

クレジット の分野では、
このIT書面一括法によって、
割賦販売法の改正で一定の書面の電子的交付が可能になりました。

役務付帯契約(えきむふたいけいやく)とは?

役務付帯契約とは、
役務と商品の販売が セット になっているものをいいます。

 

これには、役務が主で
商品の売買が従となっている契約と、

 

商品が主で
役務が従となっている契約があります。

 

具体的には次のようなものです。

 

(1)役務が主で商品の売買が従となっている契約
・美容 サロンの役務契約と 化粧品の販売が
 セットになっているような契約です。

 

(2)商品が主で役務が従となっている契約
・太陽温水器の購入契約について、温水器の販売と、
 取り付けの役務がセットになった契約で、
 代金を割賦で支払うといった工事施行付帯契約などです。

 

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