審査の簡単な貸金業者からの借金は?

利息や取立てについて@

審査の簡単な貸金業者の場合、
返済されない可能性が高くなる、

 

つまり、それだけリスクの大きな商売をするわけですから、
別のところで埋め合わせをする必要に迫られます。

利息や取立てについてA

具体的には、利息を高くしたり、
取立てを厳しくしたりといったことでバランスをとるわけです。

 

この結果、
審査の簡単な貸金業者から借金をしてしまうと、
短期間で利息が膨らみ、
厳しい取立てに泣かされることになるおそれがあります。

 

最近、増加傾向にある銀行などの個人ローンでは、
金利は利息制限法の制限利息を守っています。

 

また、大手の消費者金融の金利は、
みなし弁済規定が裁判所で認められないことから、
利息制限法の上限金利となっています。

 

これらの金融業者は、どれだけテレビなどのコマーシャルで
ソフトなイメージを売り込んだとしても、

 

また、利息制限法に違反していないといっても、
高金利であることは事実です。

 

さらに、貸金業者の中には、出資法には違反しないけれど、
利息制限法を超える利息を取っている業者もあります。

 

これは、貸金業法に「みなし弁済規定」があり、
刑事処分が行われないからです。

 

ただし、貸金業を営む者が、
年109.5%を超える利息の貸付契約をしたときは、
その契約は無効となります。

 

よって、この場合には、一切利息を支払う必要はありません※。

 

※借りたお金は、不当利得として返還しなければなりません。

 

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