どのような関係にありますか?@
審査基準が厳しい場合には、
返済が確実な人にしか貸しませんので、
あまり取立てを厳しくする必要はありません。
他方、審査基準が緩やかである場合には、
その分取立てが厳しくなります。
どのような関係にありますか?A
また、
審査基準が緩やかなところほど、
金利が高い傾向にあります。
具体的には?
一般的には、銀行や労働金庫、
JA、公的融資などは審査が厳しく、
消費者金融、街金、ヤミ金融、商工ローンなどは、
年収が低く資産のない人にも貸し付けます。
しかしながら、消費者金融も
利息や元本を回収しなければ商売になりませんので、
取立てを厳しくして回収しているのです。
よって、厳しい取立てが嫌だという人は、
簡単に貸してくれる貸し金業者は避けるようにしてください。
貸金業法の目的について
貸金業法の目的は、
貸金業がわが国の経済社会において果たす役割にかんがみ
、
貸金業を営む者について登録制度を実施し、
その事業に対して必要な規制を行うとともに、
貸金業者の組織する団体を認可する制度を設け、
その適正な活動を促進することによって、
貸金業を営む者の業務の適正な運営を確保し、
もって資金需要等の利益の保護を図るとともに、
国民経済の適切な運営に資することにあります。