契約の成立とは?@
実は、お金の貸し借りの契約自体は、
貸主と借主の合意があり、
現実に金銭の受渡しがあればよいので、
契約書がなくても成立します。
契約の成立とは?A
これは、
契約書というものが、
誰が誰に対して、
どのような義務を負うのかということを明確にした、
後日の証明となる書面に過ぎないからです。
契約書の内容を確認するとは?
通常、契約書は非常に細かい文字で記載されていて、
読みづらいものといえます。
しかしながら、読まないでいると、
思いもしないミスを犯すことにもなりかねませんので
注意が必要です。
契約をする際には、当事者がとりあえず
口頭で契約内容を確認するのが一般的です。
ただし、契約書が
その通りの内容で記載されているとは限りません。
裁判になり、こ
のような契約をした覚えはないと主張しても、
契約書に記載されたことは、
本人の署名や記名押印がある限り、
原則として事実と認定されてしまいます。
よって、署名や押印をする前に必ず内容を確認し、
不明な点があれば、必ず貸主に確認するようにしてください。
単利とは?
単利というのは、金利計算方法のひとつです。
具体的には、利子額の算出に際して、
経過時間の途中で生じた利息を
再度元本に組み込んで計算する※ことをしない、
つまり、再投資を考慮していないベースです。
その結果、利子額は経過時間に対して
一次の比例関係を有します。
ちなみに、日本では、債券利回りの表記については、
慣行として単利による利回り計算・表示が広く利用されています。
※複利のことです。