借金の返済義務をなくすには?@
友人からの借金を踏み倒せば、
いずれ周囲からの信用を失い行き詰るでしょうし、
貸金業者からの借金であれば
いつまでも逃げ切れるものではありません。
借金の返済義務をなくすには?A
確かに、一定期間
貸主からの強制執行など何の請求もなければ、
消滅時効により借金はなくなります。
しかしながら、貸金業者からの借金の場合には、
ほとんどのケースで時効を中断させる手段を取ってくるでしょう。
もし、借金を返済しないで放っておけば、
被告として法廷に立つことになるかもしれませんし、
最終的には、給与が差押えられたり、
財産の強制競売を受けることになるかもしれません。
また、借金を返済できない場合には、
遅延損害金によってさらに借金は重くなっていきます。
よって、住宅ローンのように資産として残る場合は別にしても、
消費者金融などからの借金については、
できることならしない方がよいと思われます。
借金はやむを得ない場合のみにするとともに、
返済の予定が立たない借金は絶対にしないようにしたいところです。
借金するときは返すことを考えてとは?
借金をするときというのは、
とかく借りることのみで頭が一杯になってしまい、
返済のことを考える余裕すらないかもしれません。
しかし、借金のトラブルの多くは、
こうしたことが原因といっても過言ではありません。
というのは、贈与ではなく、借金である以上、
いずれは返済しなければならないものだからです。